世の中全て「逆正弦定理」

どうも、卑屈系引きこもり管理人のかわぐちです。

俺が、「その言葉」を知ったときからずっと思っていたことがある。
まずは「その言葉」について話させてもらおう。
どうも、卑屈系引きこもり管理人のかわぐちです。

俺が、「その言葉」を知ったときからずっと思っていたことがある。
まずは「その言葉」について話させてもらおう。

みなさん、「逆正弦定理」というものをご存知だろうか？
「定理」というだけに数学的な法則を指し示しているのだが、これは別名「ツキの法則」と呼ばれる、確率論における概念だ。どういうものかというと、「2分の1の確率であっても、一度片方へ傾くと何回試行しても結果はくつがえせない」というもの。もっとわかりやすく、ギャンブルを例にして説明すると、
「勝ちが続くとそのまま最後まで勝ちが続き、負けが続くと最後まで負け」という法則だ。

大多数の人が「本当かよ」と思うかもしれないが、先程言った通り確率論における法則であり、数学的にも証明されていることなのだ。不思議だと思うのも無理はない。だって「2分の1の確率」であるにも関わらず結果に偏りが出るんだもの。俺もなぜなのか色々考えてみたが、「最初に勝ちが出たらもし次負けても最悪プラマイゼロ、勝てばさらにプラス。つまり最初の一回が重要であり、途中経過や結果はそれに起因する。」と無理やり解釈して納得した。

…おっと、今回は別に謎解きをしようとしてたわけじゃないんだ。
序盤に言った通りこの言葉を知ったときから思っていることがあるのだ。それは…

世の中すべて逆正弦定理

だ。

これは人生においても、恋愛においても、経済においても絶対的に機能している法則だと思っている。
「モテてる人はさらにモテる」「景気が悪化すると歯止めが効かなくなる」などなど
これらの他にも世の中数え切れないだけの逆正弦定理で溢れているのだ。言われてみればそうだろう？
この法則、「勝ち続けている」分には大いに構わないが、「負け続けている」というのはどうだろうか。　　…うん、最悪

何が言いたいかと言うと、世の中人生においてたまたま序盤に「負け」を引いたばかりに、取り返しのつかない負のスパイラルに陥っている人間が大勢いるということだ。そして、人々は「変わるのは自分次第」だとか「生まれや経歴は関係ない」などと、この沼の深さをまったく理解していない。
たしかに、人生において負けがいくつかあったところで即THE・ENDとはならない。しかし、「トラウマ」や「人格形成」といった形で後々かならず何かしらの影響が出るのは間違いない。そう考えると世の中ホント残酷だ。本人の意図せぬ最初の一手で後のすべてが形作られてしまうのだ。

だから、そういう背負いきれない「人生の負債」を抱えてしまった人たを助けたい。
そう思って今までずっと自分なりの正義を掲げてきたのである。少しは運命に抗えているだろうか？

そんな話でした。